いわき市にて塩害により腐食した本谷板金の交換と浮いた釘から雨水が侵入し、腐食した棟内部の交換を行いました

いわき市四倉町にて本谷板金の交換と棟内部の交換を行いました。

Before
After
Before
After

まず本谷板金の部分です。

本谷に使用されていた板金は【銅板】と呼ばれる金属です。建物の様々部分に使用されるこの【銅】ですが、写真でよく見てみると

青緑色のような色をしています。これは【緑青】と呼ばれる錆で、年月と共にこの錆が形成され、銅を腐食から守る働きをしているのですが、写真のように緑青が形成されていない褐色部分は腐食しやすいため、穴が開きやすく、そこから雨漏りしやすくなります。

特に今回ご依頼頂いたお家は海沿いだったため、塩害の影響を受けやすい立地でした。

塩害とは海水から発生した塩分を含む霧や風によって影響を受ける現象で、金属製のものは塩分によって腐食が促進されます。

台風や風速によっても変わりますが、海から大体7000mの距離があるところまでは塩害地域と呼ばれます。

塩害は建物の劣化を早めたり、腐食を促進させるリスクがあるため、海沿い地域のお家は耐塩性の高い材料を使用したり、定期的なメンテナンスが必須となります。

今回は銅板から【ガルバリウム鋼板】に替えていきました。

そして本棟のところはよく見ると棟瓦を固定している釘が浮いていました。

棟瓦を外し、中を見てみると腐食が進んでいました。

これは浮いた釘の隙間から雨水が入り込み、これを長期間繰り返すことで、棟内部が腐食してしまうのです。

内部の土台が腐食していると釘もうまく刺さらずきちんと固定できなくなるため、放置していると台風や強風などで棟瓦が飛ばされてしまう可能性があります。

これを全て取り外し、新しくしていきました。

赤丸部分は新しく【プラスチック木材】に替えました。

プラスチック木材は樹脂製の人工木材です。通常の木材と違い、水に強いため、腐食する心配がありません。

そして今回のお家は海が近く塩害を受けやすいため、釘より塩害に強く、耐塩性に優れているステンレスのビスで固定しました。

これで全ての補修は終了です。

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