これってシロアリ?春にハネアリを見かけたら繁殖活動中のシロアリかもしれません
木材を食害する「シロアリ」
シロアリに住み着かれると最悪の場合、家が倒壊してしまう恐れがあります。我が家にはいるわけがない、と思っていても案外ひっそり潜んでいることもあり、気付いた時は被害が拡大していることも…
シロアリの被害は築年数問わずどのような建物でも有り得ることなので、適切な対策が必要です。
シロアリは一年中活動する
シロアリには産卵時期はなく、繁殖、行動に決まった時期や季節があるわけではありません。寒さに弱いため、冬は活動が鈍くなるだけで一年中活動しています。ですが、一般的な傾向として新たな巣を作るために繁殖活動を行うため、よく発見されるのは春から夏にかけて多くなります。ただし、シロアリにもたくさん種類があり、種類によって活動が活発になる時期が異なります。
日本で多く被害を出しているのは以下の3種類になります。
シロアリの種類 | 群飛時期 |
---|---|
ヤマトシロアリ | 4~5月頃 |
イエシロアリ | 6~7月頃 |
アメリカカンザイシロアリ | 6~9月頃 |
シロアリの見分け方
シロアリはクロアリと見た目が似ているのもあり、区別がつきにくいですが、見分ける最大のポイントは胴体と翅の形状です。
クロアリはくびれがあり、頭部・胸部・腹部がはっきり分かれているのに対し、シロアリはくびれがなく寸胴型をしています。また、クロアリの翅は前と後ろで翅の大きさが違うのに対し、シロアリは全部同じ大きさをしています。
4月~9月の間に室内で羽アリを見かけたらよく観察し、要注意しましょう。
羽アリがいるということはどこからか飛んできてコロニー(巣)を作り始めるということです。
巣を作り始める前に一刻も早く対処しなければなりません。
シロアリ防除の目安とは?
ゴキブリやゲジゲジなどの害虫は、比較的暖かくなる前の時期に予防をすることが多いと思います。ですが、シロアリは一年中活動するため予防をするのに時期はほとんど関係ありませんが、動きが活発になる前に防除した方がいいでしょう。シロアリ被害は誰でも遭う可能性がありますので、対策は必ず必要です。
シロアリを防除するための薬剤は約5年程で効果が消失するため、5年に一度、薬剤散布するのがベストでしょう。
ただ、薬剤散布していても必ず防げるというわけではないので、念のため1年に1回の点検もおすすめします。
まとめ
シロアリは住み着き繁殖すると、住宅に恐ろしい程の被害を及ぼします。定期的に点検・防除することで被害を未然に防ぐことができます。特に動きが活発になるいま、シロアリに用心しましょう。
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