春に羽アリを見かけたら要注意!シロアリの種類・発生しやすい家・予防のポイント

こんにちは。新ルーフテック興業です!
春から初夏にかけて、玄関まわりや窓際で羽アリを見かけることがあります。「季節的な虫かな」と思ってそのままにしてしまうこともありますが、実は建物の中でシロアリが活動しているサインである場合があります。
シロアリは床下や壁の内側、木材の内部など、普段見えない場所で少しずつ広がるため、目に見える変化が少ないまま進行することがあります。
特に、湿気がこもりやすい場所や過去に雨漏りのあった建物では発生しやすく、気づいたときには木部に影響が及んでいるケースもあります。
羽アリが出る時期は、シロアリの存在に気づくきっかけになりやすい時期でもあります。「少し虫が出ただけ」と判断する前に、どのような特徴があるのかを知っておくことが大切です。
羽アリを見かけたときに知っておきたい特徴
春から初夏にかけて羽アリを見かけると、「これがシロアリなのか気になる」という方も多くなります。ただ、羽アリにはいくつか種類があり、すべてがシロアリとは限りません。
まずは特徴を知っておくことが大切です。
日本の住宅でよく見られるシロアリには、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類があります。
ヤマトシロアリの特徴

ヤマトシロアリは、日本の住宅で最もよく見られる種類のひとつです。主に4月から5月ごろ、気温が上がり湿度が高くなってくる時期に羽アリとなって一斉に飛び立つことがあります。
特に雨上がりの暖かい日の日中に見られることが多く、窓際や玄関付近に集まって気づくケースもあります。この種類は湿った木材を好むため、
- 浴室まわり
- 洗面所付近
- 玄関の木部
- 床下の湿気がこもりやすい場所
などで発生しやすい傾向があります。被害の進み方は比較的ゆっくりとされますが、木材の内部から少しずつ食害するため、見た目では気づきにくいことがあります。
イエシロアリの特徴

イエシロアリはヤマトシロアリよりも活動範囲が広く、一つの巣で大きな集団になることがあります。羽アリは6月から7月ごろ、蒸し暑くなる時期に発生しやすく、夕方から夜にかけて灯りに集まる特徴があります。そのため、
- 夜に玄関灯のまわりに大量に集まる
- 室内の照明付近で見つかる
といった形で気づくことがあります。この種類は木材だけでなく、広い範囲へ移動しながら被害を広げる力があるため、柱・梁・天井裏・壁内部まで影響が及ぶことがあります。
一度活動が広がると建物内部の複数個所に影響することもあり、早めの確認が大切です。
シロアリが発生しやすい家の特徴

シロアリはどの住宅にも発生する可能性がありますが、特に発生しやすい環境にはいくつか共通点があります。
見た目はキレイに見える住宅でも、目に見えない場所に湿気がたまりやすいと活動しやすい条件がそろってしまいます。
湿気がこもりやすい場所がある
シロアリは乾いた木材よりも、湿気を含んだ木材を好む傾向があります。そのため、
- 浴室まわり
- 洗面所やキッチン周辺
- 玄関土間の近く
- 床下の風通しが悪い場所
などは注意が必要です。特に床下は普段確認しにくいため、気づかないうちに湿度が高い状態が続いていることがあります。
雨漏りや水の侵入があったことがある
屋根や外壁の隙間から雨水が入り込むと、木材が湿りやすくなります。たとえば、
- 天井にシミがある
- 軒先に黒ずみがある
- 外壁のひび割れがある
- 雨樋から水があふれている
こうした状態があると、建物内部の木部に水分が残りやすくなります。一度湿った木材は乾きにくく、シロアリが入りやすい環境になることがあります。
木材が地面に近い構造になっている
住宅まわりで木材が地面に近い状態だと、シロアリが侵入しやすくなることがあります。たとえば、
- ウッドデッキ
- 木製の柱や囲い
- 物置の木部
- 基礎付近に置かれた木材
などです。シロアリは土の中から移動するため、地面に近い木材は入り口になりやすいことがあります。
通気が不足している
建物まわりの風通しが悪いと湿気が抜けにくくなります。
- 床下換気口の前に物が置かれている
- 建物の周囲に草木が密集している
- 日当たりが悪い場所が多い
こうした環境では湿気が溜まりやすくなります。
羽アリを見かけたときにすぐ確認したいポイント

羽アリを見つけると驚いてしまいますが、まずはどこで・どのくらい出ているかを落ち着いて確認することが大切です。
羽アリは短時間だけ現れることもありますが、出た場所によっては建物内部に原因がある場合もあります。
どこから出ているかを見る
羽アリが現れた場所は重要な手がかりになります。たとえば、
- 窓際に集まっている
- 浴室や洗面所の近くで見つかる
- 玄関周りや木部の近くから出ている
- 床と壁の隙間付近で見かける
羽アリは明るい場所へ集まりやすいため窓際で見つかることが多いですが、発生源はその近くとは限りません。特に湿気のある場所や木部の近くでまとまって出ている場合は注意が必要です。
羽だけが大量に落ちていないか確認する
シロアリの羽アリは飛び立ったあと、羽を落とすことがあります。
- 窓の近く
- 玄関まわり
- 室内の隅
などに羽だけがまとまって落ちている場合は、一時的に多く発生した可能性があります。羽が何枚も同じ場所に落ちているときは、近くで発生していたことも考えられます。
木部に変化がないか触ってみる
羽アリが出た周辺に木材がある場合は、軽く触れて状態を確認するのもひとつの方法です。
- 押すとやわらかい
- 表面が浮いたように見える
- 軽くたたくと空洞音がする
このような変化がある場合は、内部で木材に影響が出ていることがあります。
シロアリ被害を放置するとどうなるか

シロアリは目に見える範囲だけで被害が止まるわけではなく、木材の内部を少しずつ食べすすめながら広がっていくことがあります。そのため、「羽アリが少し出ただけ」「今は特に変化がない」と感じても、内部では影響が進んでいる場合があります。
木材の強度が少しずつ低下することがある
シロアリは木の表面ではなく内部から食害することが多いため、見た目では気づきにくいのが特徴です。一見問題なく見えても、柱・土台・床組み・窓まわりの木部などの内部が空洞に近い状態になっていることがあります。その結果、
- 床がふわつく
- 建具が閉まりにくい
- 木部を押すとやわらかい
といった変化につながることがあります。
湿気や雨漏りがあると被害が広がりやすい
シロアリは湿った木材を好むため、もともと水分を含んでいる場所では活動しやすくなります。たとえば、
- 雨漏りのあった天井裏
- 軒先の木部
- 床下の結露しやすい場所
などでは被害が広がりやすくなります。
屋根や外壁の小さな不具合がきっかけで木材が湿り、その状態が続くことでシロアリが入りやすくなることもあります。
気づいたときに補修範囲が広くなることもある
初期の段階では部分的な対応で済む場合でも、長期間気づかずにいると複数個所へ広がることがあります。
特にイエシロアリは活動範囲が広く、一つの場所だけでなく建物内部を移動しながら被害を広げることがあります。そのため、
- 一部の木部補修だけでは済まない
- 床下や壁内部まで確認が必要になる
といったケースもあります。
シロアリを寄せ付けにくくするために気をつけたいこと

シロアリは一度発生してから対処するだけでなく、日頃から発生しやすい環境を作らないことも大切です。特に湿気や木材の管理によって、住まいの状態は大きく変わります。
建物まわりに湿気をためにくくする
シロアリは湿った環境を好むため、家のまわりに湿気がこもらないようにすることが基本になります。たとえば、
- 雨樋の詰まりをそのままにしない
- 建物の周囲に水がたまりやすい場所をつくらない
- 草木が密集しすぎないようにする
こうした点を意識するだけでも、湿気が抜けやすくなります。
木材を地面に直接置かない
家のまわりに木材や段ボールを置いていると、シロアリが寄りやすくなることがあります。特に、
- 使わない木材
- 木製プランター
- 廃材
などは地面に直接置かず、整理しておくことが安心につながります。
床下の風通しを妨げない
床下の換気口付近に物を置いてしまうと、空気の流れが悪くなり湿気がたまりやすくなります。
- 収納物
- 植木鉢
- 土や落ち葉
が換気口の前にないか確認しておくことも大切です。
まとめ
シロアリは羽アリとして目に見える時期がある一方で、普段は建物の見えない場所で静かに活動していることがあります。
そのため、羽アリを見かけたときや木部の小さな違和感に気づいたときは、そのままにせず住まいの状態を確認するきっかけにすることが大切です。
特に春から梅雨にかけては湿気が増えやすく、シロアリが活動しやすい条件がそろいやすい時期でもあります。日頃から湿気対策や建物まわりの環境に気を配りながら、小さな変化にも目を向けることで住まいを長く安心して保ちやすくなります。
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