売電期間終了で何が変わる?2026年から考えたい太陽光と蓄電池の選択

こんにちは。新ルーフテック興業です!

太陽光発電を設置してから10年。固定価格で電気を買い取ってもらえる売電期間が、2026年前後に次々と終了を迎えます。これまでのように「余った電気は売ればいい」という時代は終わり、これからは電気をどう使うかが問われる時代に入ります。

2026年こそ、太陽光と蓄電池の本当の価値を見直すタイミングです。

売電期間の終了で「太陽光の価値」はどう変わるのか

太陽光発電は、これまで「電気をつくって売る設備」として広く普及してきました。特に固定価格買取制度(FIT)によって、10年間は高い価格で売電できる仕組みが整えられていたため、「余った電気は売れば収入になる」という考え方が当たり前でした。

しかし、その売電期間は永遠ではありません。

2016年前後に太陽光発電を設置した住宅では、2026年を境に売電期間が終了します。売電期間が終わると、高い固定価格での買取はなくなり、余った電気は市場価格に近い、非常に低い金額でしか買い取ってもらえなくなります。

ここで多くの方が感じるのが、「太陽光を載せているのに、思ったほど得をしていない」をいう違和感です。実際、売電期間終了後は、

  • 電気を売っても収入になりにくい
  • 余った電気が無駄になっている感覚が強くなる
  • 電気代が下がらない理由が分からない

といった声が増えてきます。

つまり、売電期間の終了は、太陽光の価値が下がる出来事ではなく、価値の使い方が変わるタイミングなのです。これからの太陽光は「売るための設備」ではなく「自分の家で電気をまかなうための設備」へと役割を変えていきます。

2026年は、その転換期を迎える住宅が一気に増える年です。何も対策をしなければ、せっかくつくった電気を活かしきれない状態が続いてしまいます。売電が終わる今こそ、太陽光の使い方を見直すことが、これからの暮らしと家計を守る第一歩になります。

売れない電気を「損」にしないために必要な考え方

売電期間が終了すると、多くのご家庭で同じ壁にぶつかります。それは、昼間につくった電気を使いきれないという問題です。

日中は仕事や学校で家を空けることが多く、電気をたくさん使うのは朝や夜というご家庭がほとんどです。その結果、

  • 昼間につくった電気が余る
  • 安い価格で売電されてしまう
  • 夜は結局、電力会社から電気を買う

という、もったいない状態が生まれます。

売電期間中であれば、余った電気を売ることで一定のメリットがありました。しかし売電期間終了後は、「余る電気=価値が下がる電気」になります。

ここで何も対策をしないと、太陽光を載せているのに電気代が下がらない、という結果になりがちです。

売電価格が下がった今、実は電気の価値が最も高くなる瞬間は、電力会社から買わずに済んだときです。

1kWhを数円で売るより、1kWhを数十円で買わずに済む方が得、というシンプルな考え方です。太陽光でつくった電気を、できるだけ自宅で消費する「自家消費」が重要視される理由はここにあります。

売電終了後は、電気の使い方そのものを見直すことが大切になります。例えば、

  • 洗濯や食洗器を昼間に回す
  • エコキュートの沸き上げ時間を昼にずらす
  • 在宅時間に合わせて電気の使い方を工夫する

こうした小さな見直しでも、自家消費率は高まります。ただし、生活リズムを大きく変えるのは簡単ではありません。そこで次に考えたいのが、設備でカバーする方法です。

生活スタイルだけで自家庄司を高めるためには限界があります。昼間につくった電気を夜に回せない以上、どうしても電気は余ってしまいます。

ここで選択肢として浮上するのが、電気を貯めて使う仕組みです。

売電期間が終わった今、蓄電池が“現実的な選択”になる理由

売電期間中は、昼間につくった電気をそのまま売ることでメリットがありました。しかし売電期間が終了した今、余った電気を安く売るよりも、自分の家で使い切る方が圧倒的に価値が高い時代になっています。

その鍵を握るのが蓄電池です。

多くの家庭では、電気を一番使うのは朝と夜です。一方、太陽光が最も発電するのは昼間。このズレを埋めるのが蓄電池の役割です。

  • 昼間に余った電気を蓄電池に貯める
  • 夜に照明や家電として使う
  • 電力会社から買う電気を減らす

売電期間が終わると、この「ズレ」を放置するほど損が大きくなるため、蓄電池の価値が一気に高まります。

売電終了後、余った電気をごく低い価格でしか売れません。一方で、夜に使う電気をこれまで通り、あるいはそれ以上の価格で電力会社から買い続ける必要があります。

蓄電池があれば、数円で売るはずだった電気を数十円の電気として使える、という考え方ができます。これは節約というより、損を防ぐ選択に近いと言えます。

すでに太陽光を設置しているご家庭では、発電量は十分に確保できているケースが多く、あとは「どう使うか」だけが課題になります。そのため、

  • 発電量がある
  • 売電価格が下がっている
  • 電気代は上がっている

この条件がそろう売電終了世帯ほど、蓄電池の効果を実感しやすくなります。2026年は、こうした条件に当てはまる住宅が一気に増える年です。

蓄電池の役割は、電気代対策だけではありません。災害などで停電が起きた場合でも、照明・冷蔵庫・スマートフォンの充電、といった最低限の電気を確保できます。

売電期間が終わったあとも、太陽光を「使える電気」として活かせる安心感は、年々重要性を増しています。

以前は、「蓄電池は高い」「まだ早い」といわれることも多くありました。しかし売電期間終了という現実を前に、蓄電池は特別な設備ではなく、太陽光を活かすために欠かせない選択肢へと変わりつつあります。

売電が終わった今だからこそ、太陽光と蓄電池をセットで考える価値があるのです。

売電終了をきっかけに見直したい「住まい全体」のこと

売電期間の終了は、太陽光発電だけの問題だと思われがちです。しかし実際には、住まい全体を見直す絶好のタイミングでもあります。

太陽光は屋根の上に設置され、これから先も長く使い続ける設備です。だからこそ、売電が終わる今、「この先も安心して使える状態か」を確認することが重要になります。

太陽光を設置してから10年前後が経過すると、屋根材や板金、防水部分には少しずつ劣化が出てきます。

  • 棟板金の浮きや錆
  • 防水シートの劣化
  • 固定金具まわりの傷み

これらを放置したままにすると、雨漏りや屋根下地の劣化につながる恐れがあります。

売電終了をきっかけに屋根を点検しておくことで、太陽光をこの先も安心して使い続けられるかを判断できます。

今の太陽光設備を、あと10年使うのか、20年使うのかによって、選ぶべき対策は変わります。例えば、

  • 屋根の補修と同時に蓄電池を検討する
  • 将来の屋根工事を見据えて設備を整理する

など、先を見た判断ができるようになります。売電終了は、設備と住まいの寿命を一緒に考えるタイミングでもあります。

売電が終わったあと、何もせずに時間が経ってから対策を考えると、

  • 先に屋根工事が必要になる
  • その後に蓄電池を導入する
  • 結果として工事が分かれてしまう

といった二度手間が発生しやすくなります。

売電終了をきっかけに、屋根・太陽光・蓄電池をまとめて考えることで、余計な費用や手間を抑えることができます。

ここで大切なのは、必ずしも今すぐに何かを工事しなければならない、ということではありません。

  • 屋根の状態はどうか
  • 太陽光はこの先も使えるか
  • 蓄電池を入れる余地があるか

こうした点を事前に把握しておくことが、後悔しない選択につながります。

まとめ

売電期間の終了は、太陽光発電の価値がなくなることを意味するものではありません。これまで「売るため」に使っていた電気を、これからは暮らしを支える電気としてどう活かすかが問われています。

2026年は、売電終了を迎える住宅が一気に増える年です。

何もせずにそのままにするのか、太陽光と蓄電池を活かす新しい形へ進むのかで、電気代や安心感に大きな差が生まれます。

また、売電終了は住まい全体を見直すきっかけでもあります。屋根の状態、設備の将来、これからの暮らし方。一度整理しておくことで、無駄な出費や後悔を防ぐことができます。

売れなくなった電気を、そのままにしない。自分の家を支える“価値ある電気”に変える。売電が終わる今こそ、次の10年を見据えた選択を考えてみてはいかがでしょうか。

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