その電気、無駄にしていませんか?太陽光ユーザーが知っておきたい“もったいない発電”の話

こんにちは。新ルーフテック興業です!
太陽光発電を設置してから、「電気代は下がったけど、最近はあまりお得感がない」「売電額が思ったより少ない」そんな風に感じたことはありませんか?
実はそれ、太陽光が悪いのではなく、発電した電気を“使いきれていない”ことが原因かもしれません。今回は、太陽光ユーザーが以外と見落としがちな「もったいない発電」についてお話します。
昼間に発電しているのに、なぜ電気が足りないのか?

太陽光発電は、晴れている昼間に多くの電気を作ります。屋根の上ではしっかり発電している――
それなのに、夕方や夜になると電力会社から電気を買っている。この状況に疑問を持ったことはありませんか?実はここに、太陽光ユーザーが陥りやすい“見えないギャップ”があります。
太陽光が一番働くのは「家に人がいない時間」
太陽光発電は、晴れている昼間に最も多くの電気を作ります、しかし多くのご家庭では、昼間は仕事や学校で家を空けていることが多く、実際に電気をたくさん使うのは夕方から夜にかけてです。
そのため、せっかく昼間に発電した電気を自宅で使いきれず、余った分は電力会社へ売られ、夜になると改めて電気を買うという流れが生まれます。
太陽光があるからといって電気をまったく買わずに済むわけではなく、生活リズムと発電時間のズレによって、知らないうちに電気を無駄にしてしまっているケースは少なくありません。
使われなかった電気はどうなっている?
昼間に発電した電気は、家の中で使い切れなかった分が自動的に電力会社へ流れていきますが、昼間に在宅時間が少ないご家庭では、その多くが自分の暮らしに使われないまま外へ出てしまいます。
こうして、本来は自宅で役立てられたはずの電気が活かされずに終わってしまう状態が、いわゆる「もったいない発電」です。
夜は結局、電気を「買っている」
夜になると太陽光は発電できないため、昼間に売った電気をそのまま使うことはできません。その結果、照明やエアコン、調理器具などを使う夜の時間帯は、電力会社から電気を買うことになります。
つまり、昼間に発電した電気は安い価格で手放し、電気をたくさん使う夜には高い電気代を払っている――、そんな状態になっているご家庭も少なくありません。
「太陽光がある=電気を買わない」ではない
太陽光を設置していると、「もう電気代はほとんどかからない」というイメージを持たれがちです。しかし実際には、
- 発電量
- 生活リズム
- 電気の使い方
によって、太陽光があっても電気を買う時間帯は必ず発生します。
この現実を知らないままだと、「太陽光って思ったほどお得じゃない」と感じてしまう原因にもなります。
売電しているのに得した気がしない理由

太陽光発電を設置した当初は、「余った電気を売れば収入になる」というイメージを持っていた方も多いと思います。しかし最近、
- 売電額が思ったより少ない
- 電気代が下がっている実感がない
と感じている方が増えています。その理由のひとつが、売電単価の変化です。
売電単価は年々下がっている
太陽光の普及が進むにつれて、売電の仕組みも大きく変わってきました。以前は、「余った電気は高く売れる」時代がありましたが、現在は売電単価が下がり、1kWhあたりの売却価格は設置当初よりも低くなっているケースがほとんどです。その一方で、
- 電気を買う価格は上昇傾向
- 電気代の値上げが続いている
という状況が続いています。
売る電気より、買う電気の方が高い
ここで問題になるのが、「売る価格」と「買う価格」の差です。昼間に余った電気を売っても、
- 売電で得られる金額は少ない
- 夜に使う電気は高い料金で購入
という構図になりやすくなっています。
その結果、「発電はしているのに、電気代はあまり減らない」と感じてしまうのです。
売電収入に頼る時代は終わりつつある
かつて太陽光発電は、余った電気を売って収入を得る設備として注目されていましたが、現在は売電しても大きな利益になりにくく、それよりも電力会社から買う電気を減らす方が家計への効果が高いと考えられるようになっています。
こうした背景から、太陽光の役割は「売って得するもの」から「自分の暮らしを守るために使うもの」へと移り変わってきているのです。
太陽光が悪いわけではない
ここで誤解してほしくないのは、「太陽光発電が失敗だった」という話ではありません。問題なのは、
- 発電した電気の使い道
- 今の電気料金の仕組み
この2つが、設置当初とは変わってきている点です。
太陽光は今もきちんと電気を作っています。ただ、その電気をどう活かすかを見直す時期に来ているのです。
蓄電池があると、“もったいない発電”はどう変わる?

ここまでで、昼に発電した電気を使いきれていないこと、売電しても以前ほど得にならないこと、が見えてきました。
では、この「もったいない発電」を減らすには、どうすればよいのでしょうか。その答えのひとつが、蓄電池の活用です。
昼に作った電気を「ためて、使う」
蓄電池があると、太陽光で発電した電気をその場で使うだけでなく、家庭用の電気としてためておくことができます。
- 昼間に発電した電気を蓄電池に充電
- 夕方や夜、朝にその電気を使用
こうすることで、電力会社へ売っていた電気を自分の家の中で使えるようになります。これが、自家消費を増やすという考え方です。
電気を「買う量」が自然と減っていく
蓄電池があると、昼間に太陽光で作った電気を夜の生活に回すことができるため、電力会社から購入する電気の量が減り、毎月の電気代も安定しやすくなります。
売電収入が思ったほど伸びず、その一方で電気代の高さに不満も感じている方ほど、蓄電池の効果を実感しやすいと言えるでしょう。
停電時にも「電気が使える」安心
蓄電池のメリットは、電気代対策だけではありません。
- 停電時でも照明が使える
- 冷蔵庫やスマホの充電ができる
- 情報が途切れない
太陽光と蓄電池が組み合わさることで、非常時の安心感も大きく変わります。
太陽光の価値を“引き出す存在”
蓄電池は、太陽光の代わりになる設備ではありません。太陽光が作った電気を、最後まで無駄なく使うための存在です。すでに太陽光があるご家庭にとっては、新しく何かを始めるというより今ある設備を活かす選択、と言えるでしょう。
蓄電池はどんな家庭に向いている?考え始めるタイミング
ここまで読んで、「蓄電池があると便利そうなのは分かったけど、うちにも必要なのだろうか」と感じる方も多いのではないでしょうか。
蓄電池は、すべての家庭に必ず必要な設備というわけではありません。しかし、生活スタイルや電気の使い方によっては、大きなメリットを感じやすい設備でもあります。
太陽光をすでに設置している家庭
すでに太陽光発電を設置しているご家庭は、昼間に電気を作れる環境が整っているため、蓄電池との相性がとても良いと言えます。あとは発電した電気をどう使うかを考えるだけの状態で、特に昼間は不在が多く、発電しているわりに自家消費が少ないと感じている場合には、蓄電池を導入することで電気の使い方が大きく変わり、太陽光の価値をより引き出せる可能性があります。
電気代の変動に不安を感じている家庭
近年、電気料金が上がったり下がったりと、先が読みにくい状況が続いています。
- 毎月の請求額に振り回されたくない
- できるだけ安定した電気代で暮らしたい
こうした思いを持つ方にとって、蓄電池は電気の使い方をコントロールできる手段になります。
災害時・停電時の備えを考えたい家庭
蓄電池は、普段の節電だけでなく非常時の安心にもつながります。特に、小さなお子さまがいる、高齢の家族と暮らしている、といったご家庭では、安心感の大きさを実感しやすいでしょう。
「今すぐ決めなくていい」蓄電池は知っておくことが大切
蓄電池の話になると、「高そう」「まだ早いのでは」と感じる方も少なくありません。ですが、蓄電池はすでに設置している今だからこそ、「知っておくこと」「選択肢として持っておくこと」です。
暮らしや電気の使い方は変わっていく
家族構成や生活リズムは、年月とともに少しずつ変化します。
- 在宅時間が増える
- 電気を使う量が増える
- 将来の電気代が気になり始める
こうした変化に対して、太陽光をどう活かすかを考えられる状態でいることが重要です。蓄電池は、その選択肢のひとつにすぎませんが、知っているか知らないかで判断の幅は大キック変わります。
補助金や制度は「タイミング」がある
蓄電池は、補助金や支援制度が用意されることもある設備です。
- いつでるかわからない
- 予算がなくなれば終了する
といった特徴があるため、「必要になってから調べる」よりも、事前に情報を押さえておく方が、動きやすくなります。
太陽光の価値を長く活かすために
太陽光発電は、20年以上使い続ける設備です。その間、電気の使い方や社会の状況は変わっていきます。「売電中心の時代から、自家消費を重視する時代へ」この流れを知っているだけでも、太陽光との付き合い方は大きく変わります。
まとめ
太陽光発電は、設置した瞬間がゴールではありません。発電した電気をどう使い、どう活かしていくかで、その価値は大きく変わります。売電を中心に考える時代から、自分の暮らしを守るために使う時代へ――、太陽光を取り巻く環境は、今まさに変わりつつあります。
すでに太陽光があるご家庭だからこそ、「発電できている今」をどう活かすかを考えることが、これからの安心につながります。蓄電池は、そのための選択肢のひとつに過ぎませんが、“もったいない発電”をなくすきっかけになる存在です。
今すぐ導入を決める必要はありません。まずは、自分の家の電気がどう使われているのかを知ることから。太陽光の価値を、これからも長く活かしていくために、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
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