太陽光を設置するなら知っておきたい、非FIT売電の基本

こんにちは。新ルーフテック興業です!

太陽光発電の売電方法は、これまでFIT制度が中心でした。しかし最近は、「FITの価格が下がってしまい、思ったほど収益が出ない」という声も増えています。そんな中で、新しい選択しとして広がっているのが非FIT売電です。

非FITは、国の固定価格に縛られず、電力会社と自由に契約できる仕組みのため、“自分で選べる売電スタイル”として注目されています。

「FIT以外の売電方法があるの?」「どんな仕組みで、どんなメリットがあるの?」そんな疑問を持つ方に向けて、今回は非FIT売電の基本について解説します。

非FIT売電とは?

非FIT売電とは、国の固定価格買取制度(FIT)を使わず、民間の電力会社と自由に売電契約を結ぶ方式のことです。

従来のFIT制度は、国が10年以上の固定価格で買い取ってくれるため、長期的な収益が見込める安心感がありました。しかし年々売電価格は下がっており、2024年以降はかつてほどの収益を期待できなくなっています。

その結果、「売電先を自由に選んで、より条件の良い契約を結びたい」というニーズが高まり、非FIT売電に注目が集まっています。

なぜ今、非FIT売電が増えているのか?

近年、非FIT売電の利用が増えている理由は大きく分けて3つあります。

FIT(固定価格買取制度)は、かつては「国が10年以上固定価格で買い取る」という安心感があり、太陽光発電の大きな魅力でした。しかし年々、FITの売電価格は下がっています

その結果、FITでの売電収益だけでは十分な利益が得にくくなり、「もっと条件の良い売電方法はないか」と考える人が増えています。

企業のカーボンニュートラルやSDGSへの取り組みが進む中で、“再生可能エネルギーを積極的に購入したい”という需要が急増しています。そのため、FITに頼らず、民間の電力会社と自由に契約する非FIT売電でも、比較的高い単価で買い取ってもらえるケースが増えてきています。

つまり、企業側の再エネ需要の高まりが、非FIT売電を選ぶメリットを後押ししているのです。

FIT制度の場合、売電を始めるには国の審査や許可手続きが必要で、完了まで数か月かかることもあります。一方、非FIT売電は民間の電力会社との契約だけで済むため、申請や手続きがシンプルでスピーディです。

これにより、太陽光設備の設置から売電開始までの期間が短くなり、初めて太陽光を導入する方でも負担が少なく済むのが特徴です。

非FIT売電のメリット

非FIT売電を選ぶと、従来のFIT制度にはない柔軟性やメリットが多くあります。ここでは代表的な4つのメリットを詳しくご紹介します。

非FIT売電は、電力会社と個別契約を結ぶため、条件次第でFITより高い単価で買い取ってもらえることがあります。特に、企業や新電力会社が再生可能エネルギーの電力を求める場合、市場の需要に応じて売電単価が高めに設定されることがあります。そのため、「なるべく収益を増やしたい」という方には大きな魅力です。

FITは地域ごとの電力会社との契約に限定されますが、非FIT売電では、地域電力・新電力・再エネ専門会社など複数の選択肢から自由に選べます。これにより、単価や支払い条件、契約期間など、自分のライフスタイルや目標に合わせた売電プランを選べるのが大きなメリットです。

FITでは10年や20年の固定契約が基本ですが、非FITでは長期固定の縛りがありません。そのため、より有利な条件の会社に乗り換えることも可能です。「契約を更新して単価を上げたい」「市場状況に応じて最適な売電先に変更したい」といった柔軟な運用ができる点も魅力です。

自治体や国の補助金制度を利用して太陽光発電を導入するケースも多くあります。非FIT売電は、補助金を活用しながら収益化を図ることが比較的容易です。FITに比べて契約の自由度が高いため、補助金の条件に合わせて柔軟に売電計画を立てやすいのもメリットです。

非FIT売電の注意点

非FIT売電には多くのメリットがありますが、注意点を理解しておくことも重要です。契約後に「こんなはずでは…」とならないよう、ポイントを押さえておきましょう。

非FIT売電は、FITのように長期間固定された価格ではありません。契約する電力会社や市場の需給状況によって売電単価が変動する可能性があります。

例えば、契約時は高単価でも、電力会社のプラン変更や市場価格の影響で単価が下がることがあります。そのため、売電収益を予想する際は、変動リスクを考慮する必要があります。

非FIT売電では自由に売電先を選べますが、どの会社と契約するかで収益が大きく変わります。単価だけでなく、支払いサイクルや契約期間、解約条件なども確認しましょう。

契約条件を比較せずに決めると、思わぬ損失や不便が生じることがあります。複数の会社の条件をしっかり比較して、信頼できる会社を選ぶことが重要です。

FIT制度では10~20年間の固定単価が保証されますが、非FIT売電には長期固定の保証がありません。そのため、長期的な売電収益を安定させることは難しく、単価の変動や契約内容の変更が影響することがあります。

非FIT売電の始め方

非FIT売電は、FIT制度と比べて手続きが比較的シンプルで、スムーズに売電を始めやすいのが特徴です。ここでは、導入から売電開始までの基本的な流れを順番に詳しく解説します。

まずは、自宅の屋根の形状や日照条件を確認し、設置できる太陽光パネルの種類や容量を決めます。

  • 屋根の耐荷重や向き、影になる箇所の有無をチェック
  • 発電量や設置スペースに応じてパネルの枚数や容量を決定
  • 自家消費や売電の割合を考慮してシステムを選ぶ

この段階でしっかり計画を立てることで、売電収益を最大化しやすくなります。

非FIT売電でも、発電した電力を電力系統に接続するには系統連系の申請が必要です。電力会社に発電設備の情報を提出し、接続が可能かどうかの確認を受け、必要に応じて工事や町営が行われます。FITに比べると手続きはシンプルで、審査期間も短いケースが多いのが特徴です。

申請が承認されたら、太陽光パネルの設置工事を行います。

  • 屋根へのパネル設置
  • パワーコンディショナーや接続機器の設置
  • 電力系統への接続

工事完了後、発電設備が正常に稼働するかどうかの確認を行います。

設備が設置できたら、いよいよ非FITでの売電契約を結びます。電力会社と単価や支払いサイクルなどの契約条件を確認し、必要書類を提出したうえで契約を成立させ、売電開始の準備を進めます。この段階で契約内容を十分に確認しておくことが、後々のトラブル防止につながります。

契約が完了すると、売電した電力を電力会社に売電できるようになります。発電量に応じて売電収入が入金され、発電状況はシステムやモニターで確認可能です。FITのように長期固定契約ではないため、市場の状況や契約内容に応じて柔軟に売電運用を行うことができます。

まとめ

非FIT売電は、電力会社を自由に選べたり、売電の条件を自分に合わせられるのが魅力です。手続きも難しくなく、初めて太陽光を導入する方でも始めやすい方法です。

太陽光を設置するなら、メリットや注意点をしっかり確認して、自分に合った売電の方法を選んでみましょう。

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