スレート屋根は冬に弱い?割れや欠けが増える理由と、今できる対策とは

こんにちは。新ルーフテック興業です!
スレート屋根は軽くて丈夫、見た目もスッキリしていて人気の屋根材ですが、実は「冬にダメージを受けやすい屋根」なんです。
「気がついたら屋根が割れていた」「いつの間にか欠けが増えていた」こんな症状は、冬特有の“ある現象”が原因で進行することが多いのです。
今回は、なぜスレート屋根は冬に弱いのか、どんな理由で割れ・欠けが増えるのか、わかりやすくまとめていきます。
なぜスレート屋根は冬に弱いのか?

スレート屋根の主な弱点は、「水を吸いやすい(吸水性がある)」という点です。
新築時は防水コーティングがしっかりしているため問題ありませんが、10~15年ほど経つと塗膜が劣化し、スレート自体が雨水を吸いやすくなります。
そして冬の外気温が低くなると、【水分が凍る→膨張する→スレートを押し広げる】この繰り返しが、“割れ・欠けを引き起こす最大の原因”になります。
割れ・欠けが増える主な理由(冬特有の現象)

ここからは、冬に起きる具体的なトラブルのメカニズムを説明します。
①凍害(とうがい)がスレートを押し割る
スレートが吸った水が、0℃以下になると凍って膨張します。その膨張力は非常に大きく、スレートの中から圧力がかかることで、
- パキッと割れる
- 角が欠ける
- 表面が剥離する
といった症状が起きやすくなります。
②冬の昼夜の温度差でスレートが収縮する
冬は昼と夜の気温差が大きく、スレートは膨張・収縮を繰り返します。すると、
- 細いヒビが広がる
- 古いクラックが深くなる
- 塗膜の剥がれが進む
などのトラブルが進行しやすくなります。
③紫外線ダメージが蓄積した“経年劣化スレート”は特に割れやすい
スレートは年数が経つにつれて厚みが薄くなり、材質が柔らかくなって表面も風化しザラついてくるため、冬の厳しい寒さや温度差に耐えにくい状態になります。
その結果、雪の落下や強い風といったわずかな衝撃でも割れや欠けが起きやすくなってしまいます。
スレート屋根が割れてしまうとどうなる?

スレート屋根の割れや欠けを放置してしまうと、見た目以上に深刻なトラブルへ発展するケースがあります。ここでは、冬に起きやすい劣化の連鎖と、その後に起こる可能性がる影響を詳しく解説します。
水が入り込み、雨漏りの原因になる
スレートが割れると、その隙間から雨水が吸い上がったり、風で吹き込んだりしやすくなります。本来、屋根内部には“ルーフィング(防水シート)”が敷いてありますが、長年の紫外線や熱で劣化している場合、水の侵入を完全に防ぎきれなくなります。その結果、
- 天井にシミができる
- 室内にポタポタと水が落ちる
- 壁内の木材が腐る
といった、雨漏りにつながる可能性が高くなります。
ルーフィング(防水シート)が傷む
スレートが割れたままの状態を放置すると、その下にあるルーフィング(防水シート)が霜や雨、雪、氷点下の冷え込みといった冬の過酷な環境に直接さらされ、大きな負担がかかります。本来ならスレートが守ってくれるはずの防水シートが露出することで劣化スピードが一気に早まり、結果として屋根全体の寿命が縮まり、将来的に大きな工事が必要になるリスクが高くなってしまいます。
風でスレートが飛散する危険がある
割れたスレートは固定力が弱くなり、そこに強風が加わると剥がれやすく、最悪の場合は屋根材が飛散してしまう危険があります。飛んだスレートが隣家の外壁や車、人に当たる恐れもあるため、割れを放置することは安全面でも大きなリスクにつながります。
補修では済まなくなり、塗装ができなくなる
軽度の割れなら「差し替え」や「部分補修」で対応できますが、重度になると
- 割れがおおすぎて塗装ではカバーできない
- スレートの表面がボロボロで塗料が定着しない
- ひび割れが屋根全体に広がっている
こうなるとカバー工法(重ね葺き)や葺き替えといった大規模工事が必要になり、費用も何倍にも膨らむことがあります。
冬前・冬にできる対策(今やるべきこと)

スレート屋根の割れや欠けは、冬の厳しい気温変化によって一気に悪化することがあります。しかし、冬でもできる対策をしっかり行うことで、ダメージを最小限に抑えることが可能です。
ここでは、今の時期におすすめの具体的な対策をわかりやすくご紹介します。
①専門業者による屋根点検を受ける
まず、最も大切なのはプロの目で現状を正確に把握することです。
屋根は地上からでは細かいヒビ割れや欠けが見えにくく、実際に登って確認しないとわからない部分が多くあります。点検では、
- 割れ、欠けの有無
- ヒビ割れの大きさ
- スレートの反りや浮き
- コーキングの劣化
- 表面のコケやカビ
などを確認し、必要な補修を判断します。
②割れたスレートの部分補修(差し替え、コーキング)
軽度の割れなら、スレート1~2枚の差し替えや、ヒビ部分へのコーキング補修で対応できます。
差し替え
新しいスレート材に交換する方法。割れが悪化する前のタイミングなら、この作業だけで済むケースも多いです。
コーキング補修
軽いヒビや小さな欠けであれば、コーキング材で固定して雨水の侵入を防ぎます。冬は凍害が起きやすい季節なので、小さなヒビでも放置せず早めの補修が効果的です。
③塗装で防水性を復活させる
スレートが割れやすくなる最大の原因は“吸水”です。スレートが水を吸うと、冬に凍結→膨張→劣化の繰り返しが起きます。塗装には、
- 水の吸収を防ぐ
- 表面を保護して凍害を予防
- 紫外線劣化を抑える
といった効果があり、スレートの寿命を大幅に伸ばすことができます。
④棟板金や雪止めなど金属部分のチェック・補修
冬は金属が冷えて縮み、
- 棟板金の釘浮き
- ビスの緩み
- つなぎ目のシーリングの切れ
- 雪止め金具の曲がりや外れ
これらが原因で、屋根材を引っ張って割れにつながることがあります。早めの補強やビスの打ち直しで、冬の風雪から屋根を守ることができます。
⑤コケ・カビの除去や洗浄でスレートの劣化を防ぐ
屋根の表面に苔やカビが生えていると、常に湿気を含んだ状態が続くため、スレート材が水を吸いやすくなり、凍結による割れや欠けの原因になりやすくなります。特に北面や日当たりの悪い場所は冬に乾きにくいため、劣化が進みやすい部分です。こうしたコケやカビは、高圧洗浄やバイオ洗浄などで根まできれいに除去することで、屋根の吸水を防ぎ、凍害のリスクを大幅に減らすことができます。
まとめ
冬はスレート屋根にとって過酷な季節で、割れや欠け、凍害のリスクが高まります。しかし、早めに点検を行い、必要な塗装、コケ・カビの除去などの対策を行うことで、屋根の寿命を延ばし、雨漏りや大規模工事のリスクを防ぐことができます。
気になる症状がある方は、冬本番になる前に専門業者に点検を依頼し、安心できる状態を整えておくことをおすすめします!
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