屋根工事と屋根塗装どちらを選ぶべき?最適な施工方法を解説

屋根のメンテナンスを考える際、「屋根工事」と「屋根塗装」どちらを選ぶべきか、迷う方も多いのではないでしょうか?

屋根の状態や目的によって最適な施工方法は異なります。

今回は、それぞれの違いやメリット・デメリットを解説し、どちらが適しているのか判断するポイントをご紹介します。

屋根塗装とは?

屋根塗装とは、屋根材の表面に塗料を塗布して保護する施工方法です。屋根の防水性や耐久性を向上させ、見た目を美しく保つことができます。

屋根塗装は屋根工事(葺き替え、カバー工法)と比べると比較的コストを抑えられます。既存の屋根をそのまま活かし、解体・撤去の費用がかからないため、屋根をできるだけ低コストでメンテナンスしたいという場合に最適です。

屋根塗装の工期は一般的に3~5日程度で完了します。ただし、雨天や湿度が高い日が続くと、乾燥時間が延びるため、工期が長くなることもあります。

屋根塗装には、屋根材を保護し、耐久性を向上させる役割があります。さらに、機能性塗料を使用すれば防水性、耐候性などを高めることができます。

屋根塗装は「表面の保護」が目的です。塗装は防水性や対候性を向上させる効果がありますが、屋根材自体の損傷や下地の劣化を修復するものではないため、状態によっては塗装できない場合もあります。

塗装が難しい、または適さない屋根材としては、コンクリート瓦や古い瓦、アスファルトシングル、などが挙げられます。また、劣化が進んでいる屋根材は塗装しても効果が薄かったり、定着しなかったりするため、補修や交換が必要な場合があります。

屋根工事(葺き替え、カバー葺き)とは?

屋根工事には主に「葺き替え」と「カバー葺き」の2種類があります。

葺き替え(屋根の全面交換)

葺き替えとは、既存の屋根材を撤去し、新しい屋根に取り替える工法です。

葺き替えは屋根全体を新しい屋根材に交換するため、屋根全体の耐久性を根本的に高めることができます。

屋根の劣化が進むと、塗装や補修では対応しきれない雨漏りのリスクが高まります。葺き替えは屋根全体を新しくするため、雨漏りの原因を根本的に解決することができます。

瓦などの重い屋根からガルバリウム鋼板やスレートなどの軽い屋根材に変えることで、建物の重心が下がり、耐震性を高めることができます。

葺き替えは既存の屋根を解体・撤去し、新しい屋根材の施工をするため、塗装やカバー葺きと比べ、初期費用が高額になります。ただし、長期的にみるとメンテナンスの回数が減るため、コストパフォーマンスは良いと言えます。

古い屋根を撤去してから新しい屋根を設置するため工程が多く、施工に時間がかかります。

カバー葺き(カバー工法もしくは重ね葺き)

カバー葺きとは既存の屋根の上に新しい屋根材をかぶせる工法です。

撤去費用と廃材処分費用がかからないため、葺き替えと比べると工事費用を抑えることができます。

古い屋根の解体・撤去の手間がかからないため、工期を抑えることができます。

既存の屋根の上に新しい屋根材を被せることで屋根が二重構造になるため、断熱効果や防音性が向上します。

屋根材の種類によってはカバー葺きできない屋根材もあります。また、既存の屋根がすでに雨漏りして腐食がすすみ、ひどく劣化している場合にはカバー工法ではなく、葺き替えが必要になることもあります。

既存の屋根と新しい屋根とで屋根の重量が増加し、耐震性が低下する場合があります。その場合、新しく被せる屋根を軽量な屋根材にすることで、負担を軽減させることができます。

カバー工法は屋根が重くなるため、1度しか施工することができません。次回葺き替えが必要になった場合には、2枚分の屋根を撤去する必要があるため、最終的に費用が高くなる可能性があります。

屋根のメンテナンス、どれを選ぶべき?

屋根のメンテナンスは、屋根の状態によって最適な施工方法が変わります。

屋根の状態最適な施工方法
軽度な劣化(色褪せ、軽いひび、防水性低下)屋根塗装
屋根材の劣化が進んでいる(割れ、剥がれ)カバー葺きor葺き替え
雨漏りがしている葺き替え
今後30年以上メンテ不要にしたいカバー葺きor葺き替え

チェックポイント

  • 屋根の状態が軽度なら「屋根塗装」
  • 屋根材が劣化しているが下地は問題なければ「カバー葺き」
  • 雨漏りや下地の劣化が進んでいる場合は「葺き替え」

長期的なコストを考えると、屋根工事が安くなる場合も

コストの面で見ると、短期的には屋根塗装が安いですが、長期的な視点で考えると、屋根工事の方が結果的にコストを抑えられる場合もあります。

例えば、10年ごとに3回塗装すると、合計で約90~240万円の費用がかかる可能性があります。一方で、カバー工法や葺き替えを1回すれば、約20~50年間はメンテナンス不要になるため、トータルでのコストは抑えられることになります。

屋根の状態に合わせた最適な施工を選ぼう

屋根のメンテナンス方法は、現在の屋根の状態や求める耐久性、コスト、将来のメンテナンス計画によって異なります。

適切な施工で、屋根を長く安心して使える状態に保ちましょう。

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