知っておきたい屋根の基本構造とその役割とは

屋根工事をお願いした際、見積書に書いてある内容が専門用語で書いてあるためどこの部位だかわからない、なんてことありませんか?
屋根一つと言っても部位によってそれぞれ名前があり、役割も異なります。
今回の記事では屋根の基本的な構造や主要な部位、各部材の役割についてご紹介いたします。
屋根の内部

①野地板
野地板とは、屋根材を固定するための下地となる板のことです。
②ルーフィング材
ルーフィング材とは、屋根の下地となる野地板の上に敷かれる防水シートのことです。雨水が屋根材の隙間から侵入するのを防ぎ、屋根の耐久性を高める役割を果たしています。
③屋根材
屋根材とは建物の上部を覆い、雨風や紫外線から建物を守るための材料のことです。屋根の形状や建物の用途、地域の気候などによって、様々な種類の屋根材が使用されます。
屋根の部位

①棟(むね)
棟とは屋根の最も高い部分で、屋根の斜面が交わる場所です。棟にも場所によって名称がありますが、大まかにいうと屋根の頂点を走る主要な棟を大棟または本棟といい、屋根の各部分で複数の屋根面が交わる場所を隅棟といいます。
棟は各面が交わる屋根の頂点部分であるため、しっかりと固定することで屋根全体の安定性を保ちます。
②軒、軒先(のき、のきさき)
地面とに対し平行になっている屋根の先端部分で、壁から外側に突き出している部分を軒または軒先といいます。軒先は屋根に降り注ぐ雨水を効率よく排水するために設計されており、屋根の傾斜を利用して雨水が軒先に流れ、そこから雨樋を通じて地面に排水されます。
鼻隠し(はなかくし)
鼻隠しとは軒先の端部に取り付けられる板です。屋根材の端を隠し、見た目を整えるとともに、中に雨水が侵入するのを防ぐ役割をもちます。また、雨樋を取り付けるための下地板でもあるため、雨樋が付いている側の板は鼻隠しと覚えましょう。
③ケラバ
地面に対し傾いている屋根の先端部分で、壁側から外側に突き出している部分をケラバといいます。どの屋根の形にもあるわけではなく、主に切妻屋根(きりづまやね)、片流れ屋根(かたながれやね)に存在します。
破風板(はふいた)
破風板とはケラバの端部に取り付けられる板です。場所で名称が変わるだけで、鼻隠しと混合されることも多いです。鼻隠しと違うのは、破風板側には雨樋が付かないということです。
④軒天(のきてん)
軒先やケラバの裏側の天井部分を軒天といいます。軒天に使用されるボードには一定の間隔で開いている穴や換気部材が設けられており、天井や屋根裏に熱や湿気がこもらないように通気性を確保するための役割をもちます。
⑤谷(たに)
谷とは2つの屋根面が合わさって形成される内側の角度部分を指します。この谷部分は屋根が傾斜しているため雨水が集まりやすく、屋根の中で最も雨漏りしやすい箇所です。雨水を集めることから谷樋とも呼ばれます。
谷は全ての屋根の形に存在するわけではなく、谷のない屋根もあります。
⑥庇(ひさし)
庇とは建物の外壁空突き出ている屋根の一部で、主に窓や出入り口の上に設けられ、雨や日差しを遮る役割をします。また、デザイン要素としては建物の外観にアクセントを加え、全体の美観を向上させることができます。
⑦下屋(げや)
下屋とは建物の本屋根から一段低く設けられた屋根の部分を指します。庇と間違われやすいですが、下屋は玄関ポーチやベランダなど建物の増築部分に設けら、建物の一部として建造されるのが下屋です。
まとめ
屋根の構造についてご紹介してきました。屋根は外部環境から建物の内部を守る重要な役割を果たしており、各部材ごとにそれぞれ重要な役割をもちます。リフォームや修理の際、ぜひご参考に。
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