大雪後に要注意!屋根でダメージを受けやすい部位と確認したい重要ポイント

こんにちは。新ルーフテック興業です!
大雪が降った後、「とりあえず雪が溶けたから大丈夫」と思っていませんか?実は屋根は、大雪の重みや雪解けによって、目に見えないダメージを受けていることがあります。特に屋根のある部分には負担が集中し、不具合が起こりやすくなります。
今回は、大雪のあとに特に注意して確認したい屋根の部位について解説します!
大雪が屋根に与える負担とは?

大雪が降ると、屋根には私たちが想像している以上の負担がかかります。雪はふわっと軽く見えますが、積もることで大きな重さとなり、屋根全体を押し続ける存在になります。
一般的に、湿った雪は1㎡あたり数十キロ以上の重さになることもあり、これが屋根全体に長時間のしかかることで、屋根材や下地、固定部分にじわじわと影響を与えます。
雪の「重さ」が屋根を傷める
屋根は本来、雨や風を想定して作られていますが、長時間にわたる雪の重みによる圧力は、通常とはまったく違う負担です。
- 屋根材が押されてズレる
- 固定している釘やビスが緩む
- 棟や板金部分に力が集中する
このような変化は一気に壊れるのではなく、少しずつ歪みが生じるのが特徴です。
凍結と雪解けの繰り返しが劣化を進める
大雪の後は、昼間に雪が溶け、夜間に凍るという状態を繰り返します。この凍結と融解のサイクルが、屋根に大きなダメージを与えます。
雪解け水が屋根の隙間に入り込む⇒夜間に凍って膨張する⇒その繰り返しで隙間が広がる。結果として、普段は問題にならない小さな隙間が、雨漏りの原因になることもあります。
風と雪が重なることで被害が拡大
大雪の多くは、強風を伴うことも少なくありません。風によって雪が偏って積もると、屋根の一部にだけ負担が集中します。特に、棟部分・軒先・谷部分などは、雪の重みと風の力が同時にかかるため、ズレや浮きが起こりやすい場所です。
被害は「雪が降っている最中」より「降った後」に出やすい
屋根のトラブルは、大雪の最中よりも、雪が止み、しばらく経ってから表面化するケースが多いのが実情です。
- 雪解け水による雨漏り
- 天井や壁のシミ
- 屋根材のズレや浮き
こうした症状は「雪が溶けたからもう大丈夫」と思った頃に起こりやすくなります。
大雪で特にダメージを受けやすい屋根の部位

大雪による影響は屋根全体に及びますが、実際の現場では決まった部位に負担が集中し、トラブルが発生しているケースが多く見られます。
ここでは、大雪後に特に注意して確認したい屋根の部位を解説します。
棟部分
棟は屋根の一番高い位置にあり、左右からの雪の重みが集まる場所です。
- 雪の重さで棟板金が浮く、ズレる
- 強風と雪の影響で固定力が弱くなる
- 内部に雪解け水が入り込みやすくなる
棟のズレは外から見ても分かりにくく、気づかないうちに雨漏りや下地の腐食につながることがあります。
軒先
軒先は、屋根に積もった雪の荷重が最終的にかかる場所です。
- 雪の重みで屋根材が引っ張られる
- 雪解けと凍結の繰り返しで劣化が進む
- 板金部分や下地が傷みやすい
軒先の劣化は、屋根材の浮きや雨水の侵入を引き起こす原因になります。
雪止め金具
雪止め金具は落雪を防ぐために重要な部材ですが、大雪時には想定以上の力が加わります。
- 金具の変形や破損
- 固定しているビスの緩み
- 屋根材自体の割れや欠け
雪止め金具の不具合を放置すると、次の降雪時に屋根材ごと破損する危険性があります。
谷部分
屋根の形状によってできる谷は、雪や雪解け水が集まりやすい構造です。
- 雪が溜まりやすく、排水が遅れる
- 水分が長時間滞留しやすい
- 防水処理の劣化が一気に表面化する
谷部分は、大雪後の雨漏りの原因として非常に多いポイントです。
雨樋
雨樋は屋根の付属部分ですが、大雪の影響を強く受けます。
- 雪の重みで外れる、歪む
- 落雪による破損
- 詰まりによる雪解け水のあふれ
雨樋の不具合は、外壁や基礎への水はね・劣化につながることもあります。
大雪の後に自分で確認できるポイントと注意点

大雪の後、「屋根が心配だけど、どこを見ればいいのか分からない」という声をよく聞きます。屋根に上るのは非常に危険ですが、地上からでも確認できるポイントはいくつかあります。
ここでは、安全に確認できる範囲と、注意点を解説します。
地上から確認できるチェックポイント
まずは、家の周囲を一周しながら、以下の点を確認してみましょう。
チェックポイント
- 屋根材がズレていないか
- 棟部分が波打って見えないか
- 雪止め金具が曲がったり外れていないか
- 雨樋が垂れ下がっていないか
- 軒先に不自然な隙間ができていないか
双眼鏡やスマートフォンのズーム機能を使うと、無理なく確認しやすくなります。
屋根に登ってはいけない理由
「少しだけなら大丈夫」と思い、屋根に登ってしまう方もいますが、大雪の後の屋根は雪解け水で滑りやすく、凍結によって足元が不安定になっているうえ、屋根材自体も割れやすい状態になっている可能性があり、転落事故や屋根材をさらに傷めてしまうリスクが高いため、無理な確認は絶対に避けましょう。
室内からわかる異変にも注意
屋根の異常は、室内にサインとして現れることもあります。
- 天井や壁にシミが出ていないか
- クロスが浮いたり剥がれたりしていないか
- 雨の日にポタポタ音がしないか
こうした変化があれば、すでに雨水が侵入している可能性があります。
大雪後の屋根点検はいつ行うべき?そのタイミングとメリット

大雪が降った後、「すぐに点検したほうがいいのか」「雪が溶けてからでいいのか」と迷われる方は多いです。結論から言うと、雪が完全に溶けた後、できるだけ早いタイミングでの点検が理想です。
点検に適したタイミングとは
大雪直後は屋根に雪が残っており、安全面の問題から点検ができないこともあります。そのため、以下のようなタイミングが点検に適しています。
- 屋根の雪が自然に溶けた後
- 天気が安定し、屋根が乾いている日
- 雨や強風が続く前のタイミング
この時期に点検を行うことで、雪によるダメージを正確に確認することができます。
点検で分かること・分からないこと
プロによる点検では、次のような点を確認します。
- 棟や板金のズレ、固定状態
- 屋根材の割れや浮き
- 雪止め金具や雨樋の状態
- 谷部分や防水処理の劣化
一方で、点検=必ず工事が必要というわけではありません。「異常なし」と判断されることも多く、安心材料として点検を受ける意味もあります。
大雪後のトラブルを防ぐために、これからできる屋根対策

大雪による屋根トラブルは、自然現象とはいえ、事前の備えや日頃のメンテナンスによって防げるケースも少なくありません。
ここでは、大雪を経験した今だからこそ考えておきたい屋根対策をご紹介します。
雪に強い屋根状態を保つことが重要
屋根は、新築時の状態がずっと続くわけではありません。経年劣化によって、固定力や防水性能は少しずつ低下していきます。
- 棟や板金の固定が弱くなっていないか
- 屋根材に浮きやズレが出ていないか
- 防水処理が劣化していないか
こうした部分を定期的に確認・補修することで、大雪によるダメージを最小限に抑えることができます。
雪止めの見直しも有効な対策
雪止めは、落雪防止だけでなく、屋根や周囲への負担を軽減する役割もあります。
- 設置数が足りているか
- 屋根形状に合っているか
- 変形や劣化がないか
大雪をきっかけに、雪止めの追加や交換を検討するのも一つの方法です。
雨樋の点検・補修で二次被害を防ぐ
大雪後は雨樋が傷みやすく、そのままにしておくと外壁や基礎に悪影響を与えます。
- 歪みや外れがないか
- 詰まりが起きていないか
- 勾配が正しく取れているか
雨樋の点検は、屋根全体のトラブル防止にもつながります。
定期点検を習慣にするメリット
「何かあってから修理」ではなく、定期的に点検することで、大きな工事を防ぐことができます。
- 不具合を早期に発見できる
- 修理費用を抑えやすい
- 季節ごとの不安が減る
特に、大雪を経験した後の点検は、今後の安心につながる大切な機会です。
まとめ
大雪が降った後の屋根は、見た目に大きな変化がなくても、雪の重みや雪解け、凍結の影響によって、知らないうちにダメージを受けていることがあります。そのまま放置してしまうと、後になって雨漏りや大きな修理につながるケースも少なくありません。
だからこそ、大雪を経験した今のタイミングで屋根の状態を確認しておくことが大切です。早めに点検を行うことで、小さな不具合のうちに対応でき、住まいを長く安心して守ることにつながります。
「特に異常はなさそう」「「まだ大丈夫そう」と感じていても、屋根は普段なかなか目にすることができない場所です。大雪の後こそ、プロの目で一度チェックしてみることをおすすめします。
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