築年数だけで判断はNG!太陽光を載せる前に知るべき屋根の寿命

こんにちは。新ルーフテック興業です!

太陽光を検討し始めたとき、多くの方が気になるのが「うちは築年数が経っているけど、本当に太陽光を載せても大丈夫?」という点ではないでしょうか。

太陽光パネルは一度設置すると、20年以上使い続ける設備です。だからこそ重要なのは、太陽光そのもだけでなく、土台となる屋根の状態です。

今回は、築年数と屋根の寿命の考え方や、太陽光を載せる前に確認しておきたいポイントを、屋根の専門目線でわかりやすく解説します。

築年数が古いけど大丈夫?

太陽光発電の相談で多く聞かれるのが、「築年数が経っている家でも、太陽光は載せられますか?」という質問です。結論から言うと、築年数が古い=太陽光が載せられない、というわけではありません。一方で、「まだ新しいから大丈夫」と安心しきってしまうのも注意です。

太陽光パネルは、一度設置すると20~30年使い続ける設備です。その期間、屋根はパネルの重さを支え、雨風や台風、雪といった自然環境から家を守り続ける必要があります。

つまり、今の屋根がこれから先も長期間、問題なく使える状態かどうかが重要になります。

実際の現場では、

  • 築10年でも台風の影響で屋根が傷んでいるケース
  • 築25年以上でも、定期的なメンテナンスで状態が良好なケース

このように、築年数と屋根の状態が一致しないことは珍しくありません。

また、「太陽光を載せたら屋根が傷むのでは?」と不安に感じる方も多いですが、本当のリスクは、劣化した屋根のまま太陽光を載せてしまうことです。すでにヒビやズレ、下地の傷みがある状態で設置すると、後から雨漏りや補修工事が必要になる可能性が高くなります。

だからこそ、「築何年か」だけで判断するのではなく、今の屋根が太陽光を長期間安全に支えられるかどうかを確認することが、後悔しないための第一歩です。

屋根材別の寿命目安

太陽光を設置する際に欠かせないのが、屋根材の寿命を把握しておくことです。太陽光パネルは20~30年使用する設備のため、屋根の寿命がそれより短い場合、途中で屋根工事が必要になってしまう可能性があります。

ここでは、代表的な屋根材ごとの寿命目安と注意点を解説します。

スレート屋根の寿命は、一般的に約20~30年とされています。軽量で施工しやすい反面、経年とともに表面の塗膜が劣化し、防水性が低下しやすい屋根材です。

  • ヒビや欠けが起こりやすい
  • 塗膜が劣化すると水を吸いやすくなる
  • 築20年前後でメンテナンスが必要になることが多い

築20年以上のスレート屋根に太陽光を載せる場合は、下地や防水シートの状態を必ず確認することが重要です。

瓦屋根は、屋根材自体の耐久性が高く、約40~50年と長寿命なのが特徴です。ただし注意したいのは、瓦の下にある下地部分です。

  • 瓦自体は問題なくても、漆喰が劣化している
  • 防水シートが寿命を迎えている
  • 棟部分がズレている

といったケースも少なくありません。瓦屋根の場合は、「瓦が割れていない=安心」ではないという点がポイントです。

ガルバリウム鋼板などの金属屋根は、約25~35が寿命の目安です。耐久性が高く、軽量なため太陽光との相性も良い屋根材です。ただし、

  • 固定部分の劣化
  • サビや塗膜の剥がれ
  • 棟板金やビス周りの緩み

といった部分は、定期的な点検が欠かせません。

見落とされがちですが、太陽光設置で最も重要なのは、屋根材そのものよりも、下地や防水シートの状態です。屋根材がまだ使えそうに見えても、下地が傷んでいると太陽光を安全に支え続けることができません。

そのため、屋根材の寿命だけでなく、屋根全体の状態を総合的に判断することが大切です。

築年数だけで判断していけない理由

太陽光を検討する際、「築〇年だから大丈夫」「もう古いから無理かも」と、築年数だけで判断してしまう方は少なくありません。しかし実際には、築年数と屋根の状態は必ずしも一致しないのが現実です。

同じ築年数の住宅でも、屋根の劣化具合には大きな差があります。

屋根の劣化スピードは、次のような条件によって大きく変わります。

  • 立地条件(海沿い・山間部・住宅密集地など)
  • 日当たりや風通し
  • 台風、強風、積雪の影響
  • これまでのメンテナンス履歴

例えば、日差しや風雨を強く受ける環境では、築年数が浅くても劣化が進んでいることがあります。一方で、定期的に点検や補修を行っている屋根は、築年数が経っていても状態が良好な場合もあります。

屋根は地上から見ると、問題がなさそうに見えることがほとんどです。しかし実際には、

  • 防水シートが劣化している
  • 下地の木材が湿気で弱っている
  • 固定部分が緩んでいる

といった目に見えない部分の劣化が進んでいることもあります。

特に太陽光を設置すると、屋根にかかる荷重や固定箇所が増えるため、こうした隠れた劣化が後からトラブルとして表面化することがあります。

築年数だけで判断して太陽光を設置してしまうと、設置後すぐに屋根修理が必要になったり、その際にパネルの脱着費用が追加で発生したりと、思わぬトラブルにつながることがあります。

さらに、屋根の劣化に気付かないまま設置した結果、雨漏りが起きてしまい、当初の想定以上の出費がかかるケースも少なくありません。こうした失敗の多くは、設置前に屋根の状態をしっかり確認していれば防げるものです。

太陽光設置で本当に見るべきなのは、「この屋根が、これから20年以上問題なく使えるかどうか」です。今は問題がなく見えても、数年以内に屋根工事が必要になりそうな状態であれば、設置のタイミングを見直す、もしくは先に屋根工事を行う判断も必要になります。

築年数はあくまで目安です。最終的な判断は、専門的な点検による屋根の状態確認が欠かせません。

点検で確認すべきポイント

太陽光を安心して長く使うためには、設置前に屋根点検が欠かせません。この点検を丁寧に行うことで、設置後の雨漏りや追加工事といったトラブルを未然に防ぐことができます。

ここでは、太陽光設置前に特に確認しておきたいポイントを解説します。

まず確認するのが、屋根材そのものの状態です。瓦の割れやズレ、スレート屋根の日々や欠けがあると、太陽光の架台を固定する際に負荷がかかり、劣化が一気に進むことがあります。

小さな不具合でも、設置前に補修しておくことが重要です。

屋根の頂部にある棟板金や棟瓦は、風や雨の影響を受けやすく、劣化が出やすい箇所です。

  • 板金の浮き
  • 釘の緩み、抜け
  • 漆喰の剥がれ

これらを放置したまま太陽光を設置すると、後から雨漏りの原因になる可能性があります。

屋根材の下にある防水シートは、雨水の侵入を防ぐ最後の砦です。

屋根材が問題なさそうに見えても、防水シートが劣化していると雨漏りのリスクが高まります。特に築年数が経っている場合は、重点的な確認が必要です。

太陽光パネルは、屋根んい継続的な荷重がかかります。下地が傷んでいると、固定部分が弱くなり、安全面でも不安が残ります。

  • 雨水による腐食
  • 湿気による劣化
  • 強度不足

こうした状態が見られる場合は、先に屋根工事を検討する必要があります。

過去に雨漏りした後がないかも重要なチェックポイントです。

  • 天井や小屋裏のシミ
  • 木材の変色
  • カビや湿気のにおい

これらがある場合は、原因を特定してから太陽光設置を進めることが大切です。

先に屋根工事をした方が良いケース

太陽光を検討しているからといって、必ずしもすぐにパネルを載せるのが正解とは限りません。屋根の状態によっては、太陽光設置より先に屋根工事を行った方が、結果的に安心でお得になるケースがあります。

ここでは、先に屋根工事を検討した方が良い代表的なケースをご紹介します。

雨漏りが発生している、もしくは下地に腐食や傷みが見られる場合は、太陽光を載せる前に必ず屋根の補修・改修が必要です。この状態で太陽光を設置してしまうと、後から屋根工事を行う際にパネルの取り外し(脱着)が必要になり、余計な費用と手間がかかってしまいます。

屋根材の耐用年数が残りわずかの場合も、先に屋根工事を行う判断が重要です。数年後に屋根工事が必要になると分かっている屋根に太陽光を載せると、結果的に「二度手間・二重費用」になる可能性があります。

  • 先に屋根を直してから太陽光を設置
  • 屋根と太陽光を同じタイミングで工事

このような計画の方が、長期的に見て無駄がありません。

一部だけでなく、屋根全体に劣化が見られる場合も注意が必要です。

  • 割れやズレが複数個所ある
  • 板金や漆喰の劣化が進んでいる
  • 防水性能が低下している

こうした状態では、太陽光設置後に別の箇所から不具合が出る可能性が高くなります。

点検の結果、「今すぐではないが、数年以内に屋根工事が必要になりそう」と判断される場合も、先に屋根工事を行う選択肢があります。太陽光は長く使う設備だからこそ、設置後に余計な工事をしない計画が重要です。

まとめ

太陽光は、これから20年以上使い続ける大きな設備だからこそ、「今、載せられるかどうか」だけでなく、この先も安心して使い続けれるかを考えることが大切です。

築年数はあくまで目安であり、判断の基準になるのは屋根の状態そのものです。事前にしっかり点検を行い、必要であれば先に屋根を整えておくことで、雨漏りや余計な出費といった後悔を防ぐことができます。

太陽光を無駄にしないためにも、まずは屋根の状態を正しくしることから始めましょう。それが、長く安心して太陽光を活用するための一番の近道です。

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