火災保険で屋根修理できる?冬に増える“風災・雪災”の申請ポイントを解説

こんにちは。新ルーフテック興業です!
冬は、屋根にとって一年の中でも最も負担がかかる季節です。強い季節風や積もった雪、そして寒暖差の影響で、普段は気付かない小さな破損が一気に目立つようになることがあります。
実際にこの時期は「棟板金が浮いていた」「屋根材が割れていた」「雨樋が曲がっていた」といった相談が毎年増えます。
そんな冬の屋根トラブルは、火災保険で修理できる可能性が高いことをご存知でしょうか?この記事では、冬に特に多い“風災・雪災”の被害と、申請をスムーズに進めるためのポイントをわかりやすく解説します!
火災保険で対象になる「風災」「雪災」とは?

火災保険と聞くと「火事のときに使う保険」というイメージが強いですが、実は風・雪・雹(ひょう)など、自然災害による建物の破損も補償対象になります。
特に冬は、強い季節風と積雪の影響が重なりやすく、「風災」と「雪災」の両方が発生しやすい時期です。ここでは、それぞれの災害がどのような被害を指すのかを詳しく解説します。
風災とは?
火災保険でいう「風災」とは、台風・爆風・突風・強風など、風が原因で建物が損害を受けた場合を指します。日常的な風でなく、「明らかに強い風」「突発的な風」による被害が対象となるのが特徴です。
【風災として認定されやすい事例】
- 冬の季節風で棟板金が浮く、飛ばされる
- 強風で瓦がズレる、外れる
- スレート屋根がひび割れる、欠ける
- 風で飛んできた物(飛来物)が屋根に当たり破損した
ポイント
棟板金やスレートの破損は「老朽化なのか?風で壊れたのか?」と判断が難しいことが多いですが、風による影響が少しでも確認できれば保険対象になることがあります。
雪災とは?
「雪災」は、積雪や落雪によって建物に損害が出た場合を指します。雪による被害は、降雪地域だけでなく、「普段あまり雪が降らない地域での積雪」でも認定されるケースがあります。
【雪災の代表的な被害例】
- 積雪の重みで雨樋がたわむ、曲がる、折れる
- 雪の重みで屋根材が割れる、へこむ
- 落雪の衝撃で瓦や板金が破損する
- 雪解け水が入り込み、内部が傷む
ポイント
雪は時間をかけて屋根に負荷を与えるため、「気づいたときには壊れていた」という事例が非常に多いのが特徴です。
冬に屋根被害が増える理由

冬は、屋根にとって1年で最もダメージを受けやすい季節といっても過言ではありません。その理由は、気温、風、雪という3つの要因が同時に屋根へ負荷をかけるためです。
①気温差で屋根材がもろくなる
冬は、日中と朝晩の気温差が大きくなる季節です。
- 日中⇒太陽で温まって膨張
- 夜間⇒気温が下がり収縮
この「膨張と収縮の繰り返し」により、屋根材や板金にストレスがかかり、小さなヒビ・歪み・ビスの緩みが発生しやすくなります。
普段は気にならないような微細なヒビでも、そこへ強風の力や、うっすら積もった雪の重み、さらに飛来物が当たる衝撃が加わることで、一気に破損へ進んでしまうことがあります。
②雪の重みが雨樋・板金に負担をかける
雪は見た目以上に重く、特にいわき市のような積雪の少ない地域では、湿った雪や凍って固まった雪が雨樋や板金に大きな負担をかけ、たわみ・外れ・歪みを引き起こすことがあります。さらに、屋根に積もった雪が一気に滑り落ちて軒先の板金や下屋根を直撃したり、雪どけ水が、朝晩の冷え込みで再び凍結して板金の浮きやひび割れを悪化させたりと、冬はこうした二次被害も起こりやすい季節です。
③強風の日が多い
12~2月は「西高東低の冬型の気圧配置」になりやすく、強い北風・西風が吹きやすい季節です。その結果、
- 棟板金のバタつき、飛散
- 瓦の浮き、ズレ
- スレート屋根の割れ
- 飛来物が屋根表面を直撃
など、風災の典型的なトラブルが急増します。さらに、①の「冷えで屋根材がもろくなる」状態と重なるため、同じ強風でも秋より冬の方が被害が出やすいのです。
申請が通りやすくなる「5つのポイント」

火災保険は正しく準備すればしっかり活用できる制度ですが、申請の仕方によっては“自然災害ではなく劣化”と判断されてしまい、受給につながらないケースもあります。
ここでは、審査をスムーズに通すための5つのポイントを詳しく解説します。
①被害に気づいたらすぐ相談する(事効は3年)
火災保険の申請期限は、被害を知った日から3年以内と決まっています。ただし、時間が経つほど
- 破片が雨風で流されてしまう
- 劣化なのか災害なのか判断がつきにくくなる
- 写真が残っていない
- 「いつ壊れたのか」を説明しづらい
といった理由で、審査が不利になることも多いです。そのため、壊れているかも?と思った時点ですぐ連絡することが大切です。
②写真を多めに残す
保険会社は、書類だけでなく「実際の被害状況」を重視します。写真が多いほど、災害による破損であることを証明しやすくなります。
- 壊れている箇所のアップ
- 屋根全体の写真
- 破片が落ちている場合はその周囲
- 強風、降雪があった日のニュース画面(災害証拠として有効)
プロに依頼すればさらに詳細な調査写真を撮ってもらえますが、まずは自分で撮れる範囲でOKです。
③冬の強風、降雪との関連を説明できるとスムーズ
保険会社は、「本当に風災・雪災で壊れたのか?」を特に厳しく確認します。そのため、次のように「災害と被害のつながり」を伝えると、その判断材料になりやすいです。
“いつ頃、どんな天気の日”という情報が、申請の通りやすさに大きく影響します。
④見積書は“風災、雪災向け形式”に対応できる業者が安心
火災保険は、ただの工事見積もりでは審査が通らないことがあります。必要なのは、保険会社が求める形式に沿った見積書です。
- 被害箇所の特定(どこが壊れているか)
- 被害原因の推定(風か雪か、災害による可能性)
- 補修に必要な工事内容の具体性
- 数量、工事価格の詳細
個の記載が不十分だと、「劣化では?」「災害の証拠が弱い」と判断されてしまうことがあります。保険対応に慣れている屋根業者であれば、スムーズに書類を整えてくれるので安心です。
⑤保険会社への説明は一人で抱え込まない
近年、火災保険の審査が全国的に厳しくなっています。専門的な内容を一人で説明すると「伝え方がうまくいかず、災害と認められなかった」というケースも実際にあります。
困ったときは、保険対応に慣れた業者と一緒に進めるのが安全です。
よくある申請NG例
火災保険は自然災害で壊れた箇所を補修するための制度ですが、すべての屋根トラブルが保険に通るわけではありません。ここでは、実際に“審査で弾かれやすいケース”を詳しく解説します。
経年劣化・メンテ不足
火災保険では「自然災害による破損」が補償の条件です。そのため、
- 築10~15年以上ノーメンテ
- 塗膜の劣化
- 釘のサビ、緩み
- 長年の雨や日差しでの傷み
といった経年劣化による不具合は保険対象外となります。保険会社は写真や見積書をもとに「劣化か?災害か?」を判断するため、劣化が進んでいる状態だと“災害の影響ではない”と判断されやすくなります。
そもそも保険に「風災」「雪災」が付帯していない
火災保険と一口に言っても、保証内容は契約によって大きく異なります。
- 風災補償なし
- 雪災補償なし
- 建物ではなく「家財」にしか加入していない
- 無料や格安の共済で補償が限定的
こうしたケースでは、そもそも申請の対象外となるため、受給はできません。特に多いのが、「安い保険で風災が付いていなかった」というケースです。契約内容を確認していないまま申請すると、審査の前に“対象外”と判断されてしまいます。
明らかに無理のある申請(虚偽申請)
保険会社は年々審査を厳しくしています。そのため、次のようなケースはまず通りません。
- 被害が出ていない箇所の工事まで申請する
- 「どう見ても劣化」の箇所を災害と言い張る
- 破損と関係ない場所までまとめて直そうとする
- 修繕目的ではなく、保険金目当ての依頼
虚偽申請は保険会社が最も警戒しているため、少しでも不自然な点があると調査が長引いたり、却下されたりします。また、悪質な業者が“保険で全部直せますよ”と、不正申請を持ちかけるケースもあるため、注意が必要です。
保険申請から工事までの流れ
火災保険を利用した屋根修理は、①被害の確認⇒②申請⇒③審査⇒④給付⇒⑤工事、という流れで進みます。初めての方でもイメージしやすいよう、順番に解説します。
①屋根業者に点検を依頼
まずは、専門の屋根業者が現地調査を行い、
- どこが壊れているか
- 災害による破損か、劣化か
- 補修に必要な工事内容
- 写真記録の撮影
などを細かく確認します。※屋根は自分で登ると危険なため、点検は必ずプロに依頼してください。
②見積書・被害写真の準備
保険申請に必要なのは、被害写真・原因の推定・修繕に必要な見積書・申請書類(保険会社のフォーマット)などです。屋根業者が保険対応に慣れている場合、形式に沿った書類を揃えてくれるためスムーズに進みます。
③保険会社へ申請
書類が揃ったら保険会社へ提出し、「風災による棟板金の飛散」や「積雪後に雨樋が折れた」など、災害との関連を明確に伝えることが重要です。近年は電話で状況確認されるケースも増えているため、不安がある場合は事前に業者からアドバイスをもらっておくと安心です。
④保険会社の審査(1~4週間)
提出された資料をもとに、保険会社は
- 本当に災害による破損か
- 劣化ではないか
- 見積金額は妥当か
をチェックします。条件によっては、保険会社の鑑定員が現地確認にくることもあります。ただし、写真や書類がしっかりしていれば訪問なしで済むケースも多いです。
⑤給付金の支払い
審査が通ると、契約者の口座へ保険金が振り込まれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
強風・積雪・凍結による被害は、実は火災保険で補修できるケースが多く、正しく申請すれば家計の負担を大きく減らせます。
ただし、「劣化か」「災害か」の判断や、保険書類の内容によって申請が通るかどうかが左右されるため、不安があれば早めに専門業者へ相談することが大切です。
屋根は放置すると雨漏りや構造部分の腐食につながり、修理費が一気に跳ねあがります。気になる症状がある方は、ぜひ冬の間に一度点検を受けてみてください。
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