本格的な冬の前に!外壁の“見落としがちな劣化”チェックポイント

こんにちは。新ルーフテック興業です!

冬が近づくと、外壁は一年の中でも最も過酷な環境にさらされます。特に寒暖差が大きい時期は、小さな劣化が冬の間に一気に進行してしまうことも…。

そこで今回は、冬が来る前にチェックしておきたい劣化ポイントをわかりやすくご紹介します。ご自宅の外壁を見ながら、一つずつ確認してみてください。

小さなヒビ(ヘアークラック)がないか?

外壁の劣化の中で、もっとも見落とされやすいのが「細いヘアークラック」です。髪の毛ほどの幅しかなく、遠目ではほとんどわからないため、多くの方が放置してしまいます。

しかし、この“細いヒビ”こそが冬に最も注意すべきポイントです。

外壁の表面にできる0.3mm以下の非常に細いヒビのことを指します。主な原因は、

  • 経年劣化による塗膜の縮み
  • 建物のわずかな揺れや振動
  • 直射日光による外壁の温度変化
  • サイディングやモルタルの乾燥収縮

ヘアークラックを放置したまま冬を迎えると、以下のような現象が起きる可能性があります。

ヒビが小さくても、表面張力によって水は奥まで入ります。

冬は夜間に気温が下がりやすく、外壁に入り込んだ水が凍結→膨張(体積が約9%増加)します。

膨張した水が内側がら外壁を押し広げるため、

  • ヒビが大きくなる
  • 塗膜が剥がれる
  • 外壁材が欠ける
  • 内部へ雨水が侵入しやすくなる

という“凍害”の症状へ発展します。細いひびでも、冬を一度超えるだけで想像以上に劣化が進むのが特徴です。

以下のチェックに当てはまる場合は、早急に補修を検討すべき状態です。

  • 外壁表面に縦、横方向の細いヒビが何本もある
  • 窓周り、サッシ付近にヒビが集中している
  • 外壁の角や継ぎ目にヒビがある
  • 雨筋(黒い筋)がヒビ付近についている

特に窓まわりのヒビは、雨漏りにつながる可能性がありますので注意が必要です。

ヘアークラック程度であれば、上塗り塗装や弾性塗料で十分補修できます。冬に入る前に処理することで凍害を予防できます。

クラック補修材で埋めてから塗装する必要があります。

ここまで進むと費用が高くなるため、“小さいうちの対処”が最もコスパ良いです。

外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)

外壁を触ったときに手に白い粉が付く現象、これを「チョーキング現象」と呼びます。外壁塗装の防水性が低下しているサインで、冬に向けて放置すると建物全体の劣化を早める危険があります。

チョーキングとは、外壁塗装の表面が紫外線・雨風・気温変化で劣化し、顔料が粉状になる現象です。

  • 塗膜の表面がもろくなり、白い粉状の粉が浮き出る
  • 手で触ると粉が簡単に付く
  • 色褪せやツヤの喪失も同時に起こる

チョーキングは防水機能の低下を意味します。

防水性が落ちた塗膜は、わずかなヒビや継ぎ目から水分が入り込みます。外壁内部や断熱材に水が染みこみ、冬の寒さで凍結・膨張→クラック悪化の原因に。

水分の侵入が繰り返されると、塗膜だけでなく外壁材自体も傷みやすくなります。

白い粉の拡大や色褪せが進み、外観の美観が損なわれます。

粉が少ない場合は、上塗り塗装で防水性を回復できます。

白い粉が広範囲に付着している場合は、高圧洗浄で粉を落とした後、下地補修を行い、再塗装すると長持ちします。

長年放置して粉が広範囲に出ている場合は、塗膜の厚みが減っている状態。この場合は、冬前に外壁塗装を行うと安心です。

シーリング(コーキング)の割れ

外壁の継ぎ目を埋めている「シーリング(コーキング)」は、家の防水を支える重要部分です。しかし、紫外線・雨風・気温差の影響を受けやすく、冬になると硬くなり、一気に劣化が進行します。

シーリングの劣化は雨漏りに直結しやすいため、冬前に必ずチェックしたい箇所です。

サイディング外壁の継ぎ目(目地)や、窓周りの隙間に充填されているゴム状の素材です。

  • 雨水の侵入を防ぐ防水材
  • 外壁の動き(伸縮・揺れ)を吸収するクッション材
  • サッシまわりの気密性・断熱性を維持

このシーリングが劣化すると、家の“外壁防水の要”が機能しなくなってしまいます。

シーリング材は気温によって柔らかさが変わる素材です。冬は気温が低くなるため、以下の悪化が起きやすくなります。

寒さで弾力を失い、外壁の動きに追従できずパキッと割れる

冷えによりシーリングが縮み、両端が剥がれたり溝のように痩せる。

ヒビから入った水が冬に凍結→膨張し、ヒビをさらに押し広げる。

以下の症状があれば、劣化が進んでいる可能性があります。

  • ヒビ割れ
  • 剥離
  • 破断
  • 痩せ(収縮)
  • チョーキング(シーリングの粉化)

特に窓周りのシーリング劣化は雨漏りの大きな原因になりやすいため、ここは必ず確認しておきたい部分です。

細かなヒビ割れ程度なら補修材を打ち直すだけでOKです。

古いシーリング材を完全に撤去し、新しいものを充填します。サイディング外壁のメンテナンスとして最も一般的な方法です。

シーリングと塗膜の劣化が同時に出ている場合、外壁塗装+全シーリング打ち替えでしっかり防水性を回復できます。

コケ・藻・カビが見られる

外壁に緑色・黒色の汚れが目立ってきたら、それはコケ・藻・カビが発生しているサインです。特に、日当たりの悪い北側や湿気がこもりやすい場所に多く見られます。

冬はどうしても日照時間が短くなり、湿気が残りやすくなります。そのため、秋の終わり~冬前はコケ・カビの増殖が一気に進む時期です。水を含んだままの外壁が凍結すると、内部で膨張が起きて外壁材の劣化を早めてしまいます。

コケやカビは見た目の問題だけではなく、次のような影響を与えます。

  • 外壁の防水性能が落ちる
  • 塗膜の劣化スピードが加速する
  • 外壁内部に水が染みこみやすくなり、剥がれ・ひび割れにつながる
  • 外壁材自体の寿命が短くなる

表面だけの汚れに見えても、実は外壁の劣化がかなり進んているケースも少なくありません。

  • 緑色、黒色の汚れが広い範囲にある
  • 外壁を触ると湿り気を感じる
  • 表面がザラザラしてきた
  • コケが根をはり、こすっても取れにくい

外壁の一部にうっすら汚れがある場合は、高圧洗浄や専用洗剤で表面の汚れを落とすだけで十分です。まだ塗装は不要ですが、再発防止に防カビ・防藻材を使うと安心です。

汚れが広範囲に広がり、こすっても落ちにくい場合は、洗浄後に塗膜の劣化があれば下地補修と塗装を行います。防カビ・防藻効果のある塗料で仕上げると、再発を防ぐことができます。

黒カビが濃く根を張り、塗膜の剥がれやヒビ割れが見られる場合は、外壁全体の塗装と必要に応じた下地補修や交換が必要です。放置すると劣化が進むため、冬前に早めの対処が必要です。

まとめ

冬は外壁にとって過酷な季節です。小さなヒビや塗膜の劣化、コケやカビも放置すると一気に悪化してしまいます。今回ご紹介したチェックポイントをもとに、冬前に外壁の状態を確認しておくことで、補修費用を抑えつつ、家の寿命を守ることができます。

気になる箇所があれば、早めに専門業者に相談することをおすすめします。

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