いわき市にて劣化したセメント瓦を軽量な瓦に葺き替えた屋根工事例

いわき市にてセメント瓦屋根の葺き替え工事を行いました。

既存のセメント瓦は、1970年代~1980年代にかけて、日本の住宅で広く使われていた屋根材です。1990年代以降からはスレートやガルバリウム鋼板などの軽量な屋根材が普及されてからは、セメント瓦の使用は減少していきました。

したがって、現在お住まいの屋根がセメント瓦の場合、少なくとも35年以上経過していると考えられます。

セメント瓦が雨漏りする原因は、長年にわたって雨風や紫外線にさらされることで、表面の塗膜が劣化し、防水性が低下して水を吸いやすくなります。もし、一度もメンテナンスを行っていない場合、瓦の下にある防水シートも劣化している可能性が高く、防水機能がほとんど失われている状態であるため、雨漏りを起こしやすくなります。

今回は葺き替えで新しく軽量な瓦に変えていきます。

既存の瓦を全て撤去していきます。

瓦を剥がしてみると、下地がかなり劣化していたため、下地を強化するために上からコンパネを貼り、さらにその上に防水シートを貼っていきます。

この防水シートは表面に凹凸があることで、もし雨水が入り込んでも下に流れるようになっています。

昔ながらの瓦は固定せずに、桟木に引っかけて並べるだけの施工法だったため、地震や台風の揺れでズレたり、落下する危険性がありましたが、現在の瓦は瓦同士がしっかり噛み合い、結合する構造になっているため、強風や地震の際にも瓦のズレや落下を防ぐことができます。

近年、地震や台風などの自然災害が各地で多発しているため、万が一に備えることが大切なお家や家族を守ることに繋がります。

「うちは昔ながらの瓦だけど、大丈夫かな・・・?」と少しでも不安を感じている方は、ぜひ一度、屋根の点検をおすすめします。

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