トタン屋根の劣化に要注意!葺き替えを検討するべきサインとは?

かつては多くの住宅で採用されていた「トタン屋根」。軽くて施工しやすく、比較的安価であることから人気がありました。しかし、築年数が経ったお住まいでは、すでに経年劣化が進んでいるケースも少なくありません。そのまま放置していると大きな問題を引き起こす可能性も。
今回は、昔ながらのトタン屋根の葺き替えすべき劣化サインや、葺き替えするならおすすめの屋根材などをご紹介いたします。
トタン屋根とは?

トタン屋根とは、鉄板に亜鉛をメッキ加工した「亜鉛メッキ鋼板」でできた屋根材のことを指します。
トタン屋根の大きな特徴は、金属ならではの耐久性と軽量性です。瓦屋根と比べて建物への負担が少なく、施工の手間も少ないため、短期間で屋根工事を完了できるメリットがあります。
ただし、トタン屋根にはいくつかの注意点もあります。
まず、サビに弱いという性質があり、経年とともに赤サビが発生しやすくなります。塗装が剥がれたり、メッキが傷ついた部分から腐食が始まり、最終的には穴が開いて雨漏りの原因になることも。さらに、断熱性や遮音性も高くないため、真夏の暑さや雨音が気になるという声も多く聞かれます。
近年では、より耐久性の高い「ガルバリウム鋼板」などの新しい金属屋根材に置き換えられることが多くなってきたことで、トタンの出番は少なくなりつつあります。しかし、築年数の経った住宅では、現在も使われているケースがあり、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
トタン屋根の交換工事を検討すべきサイン

広範囲にサビが出ている
屋根のあちこちに赤サビや白サビが広がっている場合は、金属がかなり傷んでいるサインです。部分的に直しても、別の場所からまた雨漏りする可能性が高いため、屋根全体の葺き替えを考えるタイミングです。
穴が開いている、雨漏りが繰り返されている
サビや腐食によって屋根に穴が開いてしまっている場合は、そこから確実に水が侵入します。応急処置で塞いでも、他の弱った部分からまた雨漏りする可能性があり、根本的な解決には葺き替えが必要です。
屋根材がめくれたり、浮いている
台風や強風でトタン屋根がめくれたり浮いている場合は、屋根の固定が弱くなっている恐れがあります。そのまま使い続けるのは危険なため、新しく屋根を張り替えるのがおすすめです。
築30年以上経過している
築年数が30年を超える住宅で、トタン屋根にこれまで大きなメンテナンスをしていない場合、劣化が見えなくても内部で傷んでいることがあります。雨漏りが起きてからでは遅いため、予防的な交換も視野に入れましょう。
トタン屋根から葺き替えるにはガルバリウム鋼板がおすすめ!

長年使ってきたトタン屋根から葺き替えを検討する際、同じ金属屋根に葺き替えるなら「ガルバリウム鋼板」がおすすめです。ガルバリウム鋼板はトタンに比べてサビにくく、耐久性が非常に高いのが大きな特徴です。
さらに軽量なので、建物への負担が少なく、地震に強い屋根にすることができます。
また、見た目もシンプルでスタイリッシュな仕上がりになるため、和風・洋風どちらの住宅にも良く合います。
初期費用は多少かかりますが、塗装や補修の頻度が少なく済むため、長期的にみるとコストパフォーマンスの高い屋根材です。
ガルバリウム鋼板は特にこんな方におすすめ
- 現在のトタン屋根がサビてきて心配な方
- 今後のメンテナンス費用を抑えたい方
- 地震や台風に強い家にしたい方
- 見た目をすっきりとモダンにしたい方
トタン屋根の劣化が気になっている方は、ぜひガルバリウム鋼板への葺き替えを検討してみてはいかがでしょうか?
トタン屋根に不安がある方へ
「見た目はなんともなさそうだけど、実はかなり傷んでいた・・・」というケースは少なくありません。特に築20年以上のお住まいでは、一度専門家による点検を受けることをおすすめします。雨漏りなどの被害が出る前に、早めの対策で安心・快適な暮らしを守りましょう。
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