屋根のヒビ割れを放置すると危険!早期発見と対処法で大切な住まいを守ろう

「なんとなく屋根の色が変わってきたような気がする」「雨音が気になるようになった」など、そんな違和感、実は屋根材のヒビ割れが原因かもしれません。今回は、屋根材のヒビ割れが起きる原因や放置した際のリスク、対処法についてご紹介いたします。
屋根材のヒビ割れはなぜ起きる?

経年劣化
紫外線や雨風、寒暖差といった自然環境に長年さらされることで、屋根材は少しずつ劣化していきます。特に次のような影響が長年積み重なると、屋根材の表面が固くなったり乾いて脆くなったりして、ヒビ割れが起こりやすくなります。
紫外線による劣化
長年の紫外線で屋根材が劣化し、強度が低下します。
寒暖差による伸縮
気温差で屋根材が収縮を繰り返すと、徐々に亀裂が入りやすくなります。
雨や雪による水分の侵入
吸水と乾燥を繰り返すことで、素材が傷み、割れやすくなります。
地震や強風などの自然災害
地震の揺れで屋根材同士がズレてぶつかったりしてヒビが入ったり、強風によって飛来物が当たることでヒビが入ることがあります。
地上から屋根のヒビ割れを確認する方法
屋根に登らなくてもヒビ割れの兆候を確認できる方法はあります。
地上から双眼鏡やズームカメラで確認する

地上から屋根を見上げて、双眼鏡やスマートフォンのズーム機能付きカメラで屋根の表面を観察します。
- 色のムラや黒ずみ
- 割れて欠けている部分
- ズレている屋根材
などがないかチェックしましょう。
雨樋の中をチェックする

ヒビ割れた屋根材の破片が雨と一緒に流れ、雨樋に落ちていることがあります。瓦のかけらやスレートの細かい破片などがあれば、屋根に損傷がある可能性が高いです。
室内の天井や壁に雨染みがないか確認する

屋根のヒビが進行して雨漏りが起きていると、室内の天井や壁にシミやカビが出ることがあります。特に2階の天井や壁は定期的に見てみましょう。
ヒビ割れを放っておくとどうなる?

屋根材のヒビ割れを放っておくと、そこから雨水が侵入して雨漏りの原因になったり、屋根内部の木材が腐ったりカビが発生するなど建物の劣化が進んでしまいます。そのままにしておくと被害が広がり、大規模な修繕が必要となって修理費用も高くなる恐れがあります。
屋根の異常を見つけたら

屋根の異常を見つけたら自分で何とかしようとせずに、専門業者に点検の依頼をしましょう。可能であれば写真に記録しておくと状況をスムーズに伝えることができます。また、自然災害が原因で起きたヒビ割れの場合は火災保険が使える可能性もあるため、保険の内容を確認してみるのもおすすめです。
被害が広がる前に
屋根のヒビ割れは、小さなトラブルに見えても放っておくと雨漏りや建物の劣化など、思わぬ大きな被害につながることがあります。日頃からこまめにチェックし、異変に気づいたら早めに専門業者へ相談することが大切です。
住まいの安心と快適を守るためにも、小さなサインを見逃さないようにしましょう。
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